木古内商工会の沿革



設立認可年月日  昭和35年11月11日


商工業者の団体はそれほど古くなく工業関係は最近である。商業関係は商業協同組合が設立され事業として共同仕入、大売出しと事務代行一般を行い、昭和26年、木古内地方中小企業相談所が町に出来、二本立で町産業振興の礎を築いた。昭和32年の大火での焼失戸数は167戸、その際も商組が中小企業金融公庫より借入して地元商店に貸付して復興に活躍した。

 商工会は昭和35年10月法人として設立され、商業協同組合、中小企業相談所と三者で木古内町商工業者の経営改善事業の推進に力を注いだ。しかし、組織人員が三者共、大差がないため、色々な弊害があり、昭和36年5月中小企業相談所と合併、続いて昭和40年6月に商組と合併した。ここに名実ともに本来の姿となり、翌年41年に商工会館を新築し、町商工業者の80%強の会員をもつ商工会となった。事業内容は経営改善普及事業はもとより、一般事業を幅広く実施し、地元商工業者および町民の支柱とされている。